【自動車保険比較ガイド】損しない自動車保険の選び方を教えます!

【自動車保険Q&A】もらい事故(被害事故)の示談交渉

先日、うちの母が車をぶつけられてしまって、過失割合としては0:10の完全な「もらい事故(被害事故)」だったんです。それで母が言うには、保険会社から示談交渉は自分でやってくれと言われたそうなんですが、母はムチ打ちなどで動けないのに、自分で示談交渉しろっていうのは納得できません。自動車保険に入ってるのにそんなことってあるんでしょうか?相手が完全に悪いわけで、保険会社が示談交渉を代行してくれるのが普通じゃないんでしょうか?

 

たしかに、保険会社が示談交渉してくれないっていうのは納得できないですよね。

 

しかも、相手の過失が100%の「もらい事故」で、こっちは被害者なのに、自分で示談交渉しろってのは、ふざけるなって思うのがふつうかもしれません。感情的には私もご相談者様と同じ気持ちです。

 

しかし、相手の過失が100%のもらい事故では、保険会社が示談交渉を代行することはできません。法律の規定に触れてしまうからです。

 

保険会社が示談交渉できるのは、保険金の支払いがあるケースのみ

 

実を言うと、保険会社が示談交渉を代行できるのは、保険会社がお金を支払う可能性のあるケースだけです。お金を支払う可能性があれば、保険会社がその事故の「当事者」として法律上認められるからです。

 

一方で、もらい事故だと、保険会社には保険金を支払う業務が発生しません。そのため、保険会社がその事故の当事者として法律上認められず、示談交渉を代行することができないわけなんです。

 

 

ご相談者様のケースでも、保険会社が義務を果たしていないわけではなく、法律の問題で示談交渉を代行できないんですね・・・。

 

「弁護士費用等補償特約」があれば安心

 

ご相談者様の今回の事故については、今からではどうしようもありません。ですが、これから自動車保険の契約をするのであれば、「弁護士費用等補償特約」を付けておくと安心です。

 

【自動車保険2-6】弁護士費用補償特約

 

この特約を付けておくと、示談交渉を弁護士に全てお任せしつつ、次のような諸費用まで補償してもらえます。

 

  • 弁護士への報酬
  • 司法書士への報酬
  • 行政書士への報酬
  • 法律相談費用
  • 訴訟費用
  • 仲裁・和解等に要する費用

 

相手との交渉や訴訟を、こちらの費用負担なしで全て弁護士に任せられるので安心です。ご相談者様も、今後、自動車保険を見直すときには弁護士費用等補償特約を付けておくといいですね。