【自動車保険比較ガイド】損しない自動車保険の選び方を教えます!

【自動車保険1-1】対人賠償保険

 

 

【1】「対人賠償保険」とは?

 

対人賠償保険は、事故を起こして相手をケガさせてしまったり、死亡させてしまったときに、事故の相手方に対して支払われる保険です。

 

ちなみに、私たち車の所有者は、義務として強制的に「自賠責保険」に入っています。そのため、自賠責保険に入ってるし、対人賠償保険なんて必要ないんじゃないかと思うかもしれません。

 

【自動車保険の基礎知識2】自賠責保険

 

対人賠償保険が必要な理由

 

自賠責保険は必要最低限の保険です。必要最低限の保険なので、賠償金額がとても少ないです。具体的に言うと、自賠責保険で支払われる賠償金は、例えば「死亡事故」の場合で「3,000万円」しかありません。

 

3千万円と聞くと「大金」だと思うかもしれません。しかし、その認識は甘いです。なぜなら、実際の自動車事故では、賠償金が数億円に達することも珍しくないからです。

 

参考までに、実際の事故事例をご紹介しておきます。

 

実際の事故事例
■事故事例1

認定総被害額:3億8,281万円
裁判所:名古屋地裁
判決年月日:2005/05/17
被害者性別:男
被害者年齢:29歳
被害者職業:会社員
被害態様:後遺障害

 

■事故事例2
認定総被害額:3億6,750万円
裁判所:大阪地裁
判決年月日:2006/06/21
被害者性別:男
被害者年齢:38歳
被害者職業:開業医
被害態様:死亡

 

※出典:自動車保険の概況 平成22年度データ(損害保険料率算出機構)

 

対人賠償保険の金額はいくらを選べばいいか?

 

もしこのような事故を起こしてしまうと、自賠責保険だけでは完全に不足してしまいます。つまり、3億円以上の借金を背負ってしまうわけです。

 

3億円の借金といえば、もはや普通のサラリーマンでは返済不可能な莫大な金額です。残りの人生は、ただひたすらに借金を返していくことになりかねません。

 

 

3億円の借金を背負うかもしれないなどと聞くと、もはや笑いごとではすまないですよね。

 

ここはお金をケチる部分ではないと思います。あなたも「無制限」を選んでおくことをおすすめします!


 

【2】「対人賠償保険」についてまとめ

 

補償内容
補償の対象者
  • 契約車両ではねられた歩行者
  • 契約車両とぶつかった相手車両の搭乗者
  • 本人死亡の場合は法定相続人
補償の概要

契約車両に搭乗中の事故で、相手を死傷させてしまった場合に、自賠責保険で支払いきれない分をカバーする補償です。被害者が複数人いる場合でも、被害者ひとりひとりに対して、限度額まで補償してもらえます。

注意事項

契約している車の搭乗員が死傷した場合の保障ではありません。

 

保険金額の目安
対人賠償保険金

1名につき「無制限」

対人臨時費用保険金
  • 相手が死亡した場合1名につき10万円程度
  • 20日以上入院した場合1名につき2万円程度
その他

損害拡大防止費用、示談交渉の費用、争訟費用などが払われる場合もあり

※金額は保険会社によって異なります。
※ここで示した数値は参考値ですので目安程度にお考えください。